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ともに、あゆもう。
by satoruha
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もういちど

あるブログでのこんなやりとり・・・。
こんなことでも、まだ胸が痛むんだよな。

こんなメッセージをかいてみた。
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センター北には「とある施設」があり
昨年夏の暑い頃にせっせと仕事で
通っていたのを覚えています。

あの住宅地にこんな素敵な
カフェがあるとは知らなかったです☆
行ってみたいです。

「生きる」こととは満喫することで、
すべて自分次第、というのは、
ほんとうになるほどと思いました。

時間は過去から未来へと流れて
いくけれど、人はときどき後ろをふり
かえったり、足もとをたしかめながら
歩いていったりもしますよね。

生きているとそれだけで情報量に
圧倒されそうになるけれど、
このブログを読んでいると
大切なのはその量なんじゃない、
質やむしろ、その角度(切り口)
なんだ、ということをいつも思い
知らされます。

ぼくも研ぎ澄まされた感性を
いつだってもっていたいものだと
思わず感じました☆

だらだらなコメントですみません…。
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すると…
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コメントありがとう。

夏の暑い日に、
はるばるセンター北までお仕事なんて☆
お疲れさまです!!!(いまさらだけど・・)

去年の夏ってことは、
わたしとsatoruさんが
はじめて会ったころくらいのことかな?

また、はるばるセンター北まで
来ていただけるなら、
ご案内しちゃいますよ♪
この、ホットケーキは、
ほんとうにおすすめだから♪

後ろをふりかえったり、
あしもとを確かめながら、
ときどき、立ち止まったりしながら、
わたしもまいにち歩いています。

前はね。
引き返すこともあるのだと思っていたの。
でもいまは、
引き返しているようでも
それは来た道と全く同じではないから、
それは進んでいることなのかも。
なんて思っています。

道に迷って
ぐるぐる同じところを歩いているようでも、
その中で歩いている自分自身が
少しずつ変わっていくよね。
迷っても、進んでいる。
・・・うまく伝えられないのがもどかしいけど、
そんなふうに思います☆

また、横浜に来てね♪♪♪
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まだ、すべてを忘れるのにも、
振り切るのにも、時間はかかりそう。

でも、それはそれで、
もうそれでもいいではないか。

いまはそう思えるのだから。
# by satoruha | 2006-05-18 20:49

2.0へ~29の選択~(6) ささやかなバースデー

それは、おととい。
その日の午後メールしたことから、はじまる。

突然だったので、
ふたりがはじめて会ったときに行った
レストランもいっぱいで
けっきょく、ふつうの飲み屋さんでの
会話になってしまったのだけれど、

でも、

「お誕生日おめでとう。
 これ、さっちゃんって、わたし、なんかこんな
 感じがしたんだよね…」

って、プレゼントしてくれたBEAMSのボールペンが
いや、ものじゃなくて、
その気持ちがうれしかった。

たわいもない会話をした気がする。
ほんとうに大切なものは
目には見えないし、かんたんには手に入らない。

終わったんじゃなくて、
これからがむしろ、はじまりなんだ。

そう思ったら、すこし元気がでた。

28の後半から、ついに今日29へ。

ひととのかかわりのなかから、
自分に気づいて、そのなかで
「自分がどんなふうに生きていきたいのか」が
ぼんやりと、おぼろげながら
見えてくる。

結果論としては、何もなかったのとおなじに
なってしまったけれど、
「よのなかには、こんな考えかたの人もいて、
一生けんめい生きていれば出会えるんだな」
と思ったら、また
同じように生きてみようという気持ちになった。

深みにはまる必要はないけれど、
これからしていくのは、恋ではなく愛。

きっかけは恋かもしれないけれど、
それを感じることと考えることとの往復運動を
くりかえしながら、生きていく。

そんな灯りが、向こうがわに、
かすかに見えた。

(2.0へ~29の選択~は、
今日でいったん終わります。)
# by satoruha | 2006-05-14 18:49

2.0へ~29の選択~(5) 精神的な引きこもり

せっかくのゴールデンウィークだったというのに
なんだったのだろう。

無気力・無関心・無感動そして虚無感。

いろんなことに手を出してはみたものの
結果として、身になったものなんて
なにひとつなかった。

何かにつけて、比較してしまう。
何かにつけて、思い出す。

こころにどこか、ひっかかるというより、
こころ全体が何かに支配されていたような感じ
だったと思う。

わりと外出したり、誰かと話をしたりは
していたものの、精神的にはずっと
引きこもりっぱなしだった。

長い人生だから、こんなときは絶対にある。
でも、もう、どうにかしなきゃ。
# by satoruha | 2006-05-06 18:42

2.0へ~29の選択~(4) 感情の切り売り

なんなのだろう。引き裂かれる思い。

生きてる感触のなさ。
「電話はしない」って言ったのに、勢い余ってしまう
この弱さ。

「電話うれしかったよ」と、
でも、それはほんとうにそのとおりなんだと思う。

「これからはよい親友になれるよね」
って言われて、ほんとうにそうなんだ、
そうなるんだと誓いながらも、
出つづける矛盾。

いや、関係性が悪いんじゃない。
ぼくのこころのなかの、整理がついていないだけ。
「こんど、またごはんでも」って、
その誘いはうれしい。
「食事会をするんだけれど…」って
その特別扱いをしてくれるのも
やっぱりうれしい。

涙が出るほどうれしいけれど、
バランスを保てる自信が、やっぱりない。

せっかくきれいな関係が、
どちらかの一方的な感情になって粉々になるのが
こわい。

けれど、よのなかには、
自分のことを話せる人、感受性の合う人が
いるんだって思った。

「その感情だけを切り売りして欲しい」って、
ほんとうにそうなんだ。

何をみても、どこにいっても、
むかしのことが思い出される。

昨日も書いたけれど、
この2つの道は、どちらを選んだにしても
それなりのつらさが待っている。

やっぱり、ぼくはまだ依存している。
投げかければ答えをもらえると思っている。

いまは、ぼく自身が、
問いを立てることができない。

ほんとうの愛について、考えれば考えるほど、
自分に対して、真摯に向き合えば向き合うほどに、
安易な結論が出せないんだ。

ひさしぶりにこのメールを思い出して、
もういちど泣いた。
Aさんに、帰りの電車からメールをしたの。
「札幌に行く予定だったのに、ありがとう」みたいな内容の☆
そうしたらね。
「札幌はMUSTではなかったし、
 どうしてもみんなに会いたかったから、迷いはゼロでした」
って、お返事がきたの。
ほんとうに、ほんとうに、うれしかった。

やっぱりね。
ひととひととは、出会うべくして出会っていくんだって、こころから思いました。
そのひととの関わり方がどんなに不本意であったとしても、
最後はかなしい別れ方をしてしまったとしても、
そのひとは、絶対に、わたしにとって必要なひとだったんだって思うし。

あの、夏の暑い日に。
表参道のカフェで、
わたしがみんなと会えたのは、
絶対に、絶対に、偶然ではなく、必然なんだと思います。

会えて、ほんとうに、よかった。
いろいろ、ある。
もうすこし強くなりたい。
# by satoruha | 2006-05-06 13:43

2.0へ~29の選択~(3) 思いきって、電話してみた。

「なんなんだろう」って思う。
久しぶりなのに、「あ、うん」で分かる呼吸感。
思ったことをただ話すだけで通じてしまう
この感じかたの共通性。

ぼくと、おなじとき、彼女も同じように
苦しんでいたことが分かった。

なぜ、これだけ分かり合えるのに、
通じる言語があるのに、離れなければならない
んだろうという虚無感。

おたがいが、そう思っている。

でも、ほんとうの愛って、
きっとそういうもの。

ぼくは、これからさき、
自分の足で、ほんとうに、立てるか。
# by satoruha | 2006-05-06 01:04